子供が手伝い好きになるか決まる4つの分岐点②

【子供が手伝い好きになるか決まる4つの分岐点②】~ココが重要!1番大切な分岐点~


前回書いた分岐点


①年齢や能力、出来る出来ないに関わらず【子供が「やりたい!」となった時に親が「お願いしてもイイ?」と、言えるかどうか】


1つ目が出来ると二つ目の分岐点は直ぐにやって来ます。


(冒頭の画像は親バカ写真です)


次女2歳2ヶ月の時「初めてのお皿洗い」

長女2歳10ヶ月の時「廃品回収のお手伝い」


2人が「やりたい!」ってやり出したお手伝いです。


ただ分岐点さえ間違わなければどんな子供もしてくれます😊


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前回も書きましたが、子供がやりたがる事は脳の未発達な神経回路を使った作業が多い。


その為、高い確率で失敗します。

特に幼児期はほぼ失敗します(苦笑)


例えば、食後に食卓から洗い場まで食器を運んでる時。


2歳に満たない娘が椅子から降りて食べ切れなかった食器を持った瞬間


『落として割りそう💦』

『失敗して床を汚しそう(>_<)』


と頭をよぎります…


が、


①を踏まえて


「あれ?もしかして片付けてくれるの⤴️もし良かったらこっちに持って来てもらえると助かるな🎵」


なんて嬉しそうにお願いしてみます。




しかし…



案の定、皿を落としますf(^^;


割れなかったけれど食べ残しは床に飛び散った…


その時。


なんて声を掛けますか?


ココが二つ目の分岐点です。





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②子供が失敗した時【失敗した事ではなく、手伝おうとした善意に注目し、心から感謝を伝えられるかどうか


今後、子供の行動に影響を及ぼす可能性が高い重要な分岐点です。


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手伝おうとした子供の失敗に悪意はありません。


そんなことは親は当然分かっています。


しかし意識して生活していないと


「あ~あ、落としちゃったね💦」

「お皿を落とさず持ってきて欲しかったな~(>_<)」

「惜しかったね~💦」


など、思わず失敗に反応して言葉が出て来てしまいます。


しかしこの場面では…


先ず


「ありがとう🎵お片付けしてくれようとしたんだね🎵とっても嬉しかったよ」


と伝えるようにします。


大人でも「失敗した」という記憶やイメージが強いと、再失敗の不安から、なかなか同じ行動は起こせません。

子供なら尚更です。


更に物事が起こった時は、最初に聞く言葉が脳に大きく影響します。


だから何より先に子供には『片付けようとするとお父さんは嬉しいんだ~🎵』って知ってもらう事を優先します。


すると子供の中に、その行為に対して「失敗した」という記憶以上に「喜んでもらえる」というプラスイメージが残ります。


次回挑戦しようとした時、


子供の中にある失敗への不安よりも『コレをしたらお父さんが喜ぶかも🎵』というプラスの感情が上回るような状況をプレゼントしてあげるイメージです。


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確かにはじめは大変です。


カーペット洗ったり、床を拭いたり、食器が減ったり(笑)


自分でやればやる必要のない手間が増えます。



しかしコレが1番大切な二つ目の分岐点です。


失敗という結果ではなく、持って来てくれようとした善意に注目し、感謝を伝える。


そして子供には次回の挑戦がしやすい環境をプレゼントする。


【失敗は成功のもと】

【本当の失敗は挑戦を諦めた時】


みんな知ってるこの言葉。


せっかく知っているなら、この言葉を直接言うのではなく、お子さんが自然と実践出来るような環境をプレゼントしてあげて下さい。


次回は分岐点③について書きます。


ps.ちなみに我が家は汚れる前提なので、汚れた部分だけ外して洗えるように30平方cmのカーペットを敷き詰めてます。


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