これまで書いた分岐点①②の目的は
子供の《失敗を恐れずチャレンジする心》を育み
『人を手助けは相手の為になり、自分も幸せな気持ちになれる』という経験をしてもらうことでした。
今回は子供が社会に出た時にも役立つ、3つ目の分岐点についてです。
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仕事で何か失敗をし、お客様に迷惑を掛けてしまった時、
あなたならどうしますか?
先ずは謝りますよね。次にするのが
《起こした出来事の責任を取ること》
だと思います。
仕事は誰かの為にやろうとした事。
だけど失敗して迷惑を掛けることもある。
コレ、子供のお手伝いに似ていると思いませんか?
だから子供が難しいお手伝いに挑戦した→失敗した→「ごめんなさい」だけではせっかくのチャンスを逃します!
子供の為に、どうすれば更によくなるでしょう?
それが3つ目の分岐点になります。
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前回の例の様に、片付けを手伝おうとした子供が皿を落として散らかしてしまった時。
先ずは分岐点②の対処で感謝を伝えます。
その後の責任の取り方が
「汚れちゃったから拭いてね」
は間違いではないですが、もったいないです!
親が責任の取り方を言わない方が良いんです❗️
子供が《自ら考え、責任の取り方に気付き行動出来るよう》思考の引き出し役に徹することをお薦めします。
2歳半にもなれば「拭く…」的な発想は出来ます。
だから幼児であれば「汚しちゃった時は何すれば良いか分かるかな⤴️🎵」みたいに楽しそうに話し掛けるだけでOKです。
たとえ答えが間違っていても子供なりに考えて出した答えは全て「いいねぇ~🎵」と先ず受け入れて下さい。
そして「私はコレで拭くのがイイと思うけどどうかなぁ?」と代案を提案します。
提案を拒否して自分のやり方で失敗するのも大切な経験。
あくまで親は提案者であり、選ぶのは子供です。
全く「わからない…」であれば、「私はこうすれば良いと思うんだけど一緒にやってもらってもイイ?🎵」と依頼をし、一緒にやってもらえば覚えていきます。
当然、完璧を求めてはいけません!
拭き終わったら直ぐに「綺麗になったね~🎵ありがとう😊」と伝えて下さい。
一緒に「まだ拭き残しはないかなぁ~?🎵」と探して子供自身に「あっ!まだあった🎵」って見付けてもらうのはアリですが、
「まだココ拭けてないよ!」というアドバイスは失敗への注目になるのでご用心。
納得出来なければ、コッソリ後で拭いとけばイイんです。
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ちなみに子供への問いには気を付けたいことが1点だけあります。
《問いに怒りや憤りといった負の感情を使わないこと》
恐怖や不安といった感情は子供の思考力を大きく低下させます。
すると子供は失敗した時に黙り込むか、泣くか、悩んだ挙げ句、失敗のフォローではなく『どうすれば親に怒られないか』という親の感情への対処法を覚えるだけなのでご注意ください。
分岐点③はちょっとレペルが上がりますが
【子供が失敗した時にアドバイスをするのではなく、子供が自ら考え行動し、失敗の責任が自然と取れるよう、気付きある質問を出来るかどうか】です。
『失敗したけど、ちゃんとフォローしたら感謝された』
という経験は失敗への恐怖心を減らします。
だから挑戦する勇気が湧きます。さらに次に何か失敗した時の
『どうすれば相手の為になるだろうか?』
という思考のキッカケになります。
これが大人になった時の『失敗した💦』って時の思考力向上に大きく貢献します。
日常で小さな失敗を経験させてあげ、そのフォローや責任の取り方を自ら考える経験を積むことで、失敗した時に隠したり、固まって考えられなくなる事を未然に防げます。
誰でも知ってる【失敗は成功のもと】
《失敗は見方を変えると同じ量の成功のもとを手に入れてるということ🎵》
だから子供の失敗はコッソリと喜ぶべき😁
失敗は学びの宝庫であり、出来ない可能性に挑戦した勇気の証でもある❗️
失敗を悲しまず、失敗に落ち込まず、子供を比べず、怒らず、
子供の成功も失敗も両方喜んで、楽しく子供の成長をサポートしましょう🎵
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