【反抗期は大人が作る②】

【反抗期は大人が作る②】


今回のテーマも引き続き反抗期


本題に入る前に少しだけ


『妻への○○ワード…』


をお読み下さい…


奥様方はリアルに『夫から言われたら…』と想像ながら読んでみて下さい


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「化粧なんていいから、早くしろよ!遅れるぞ💢」


「おい、子供が可哀想だろう…お前がちゃんと見とけよ」


「こないだもそのシャツの畳み方やめてくれって言ったよね?何でそのくらいできないの?」


「大変?やってるのは家事と育児だけでしょ?子育てしてるのはお前だけじゃないし、○○の奥さんなんて働きながら子育てしてても夕飯は毎回おかずが3品はで出るぞ」


イラッ💢としませんか?


夫が妻に絶対に言ってはいけないNGワードたちです…


勘の良い方は気付かれていると思いますが…


コレ、実は反抗期の正体です。


『えっ?』


って方もいらっしゃるかもしれませんが前回も書いたように、


反抗期とはその子の立場に立った時


『周りに反抗する必要がある大人が居るかどうか』


です。


この場合は『反抗する必要がある夫』が目の前に居る訳ですねf(^_^;


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さて、妻へのNGワードを踏まえて


《誰でも簡単🎵コレで作れる反抗期レシピ?😁》


を紹介します。


何より先ずは指示命令


「いつまでやってるの!早くしなさい!」

「宿題くらいちゃんとやりなさい!」

「早く起きなさい!」


次に疑問系の形を借りた、断る権利や選ぶ権利のない脅迫指示


「やるの?やらないの?どっちなの?」

「本当にそれでいいと思ってるの?」

「このくらい出来るわよね?」


・隠し味は…、比較、けなし、恥ずかしめ、疑い、決めつけ、etc…


「○○くんはやってるわよ」

「なんでそんなことも分からないの?…ハァ~⤵」

「またそんなこと言って(どうせ出来ないクセに…)」

「あなたにはまだ無理よ」


などなど…


挙げたらキリがありませんが、これらの表現だけでも使い続ければ高い確率で反抗期が作れます


子供のヤル気や自信を奪ったり、反抗期を作りたくない場合はNGワード&表現ということになります。


色々書きましたが、これらには1点共通する事があります。


何だと思われますか?


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それは


《尊敬する相手には出てこない言葉や表現》


だという点です。


上記に書いた例文たちは、一定の状況下に於いて相手を見下している時にしか使えない言葉や表現になります。


たとえ敬語に書き換えたとして


「そんな仕事くらいちゃんとやって下さいよ」

「本当にそれでいいと思っているんですか?」

「そんなことも分からないんですか?」

「先輩には無理だと思いますよ」


あなたの大切な友人や上司、尊敬する方にそんな言葉や表現を使いますか?


どれだけ丁寧に言葉を変えたとしても「見下し言葉や表現」は親子、夫婦といったの親く深い関係であるほどその関係性に強い歪みや反発を生みます。


私たち大人が見下されたら反感を覚えるように子供たちも同じ感情を持つんです。


イラッ💢とするのも我慢できなくなるのも同じです。


私たち大人が堪えられない言葉を子供たちに使っておいて、苛立ち我慢出来なくなった子供を見て「反抗期だ…」って、それは違いますよね。


取れる責任や経験などに差はあっても、子供も人としての価値に違いはありません。


たとえ相手が我が子であっても幼児であっても【一人の人間として対等な存在】です。


それだけは忘れないで下さい。


反抗期を作りたくない、早期に終わらせたい…


そう思われる方は、先ずは子供の立場に立って見下し表現や言葉を使わないことから始めてみて下さい。


たとえ思春期の子供でも自分の好きな人、尊敬する人、大切な人には反抗したいとは思いません。


子供達に『(大好きな、尊敬する)この人には反抗したくない』そんな風に思われる大人になれるよう私たち大人も頑張りましょう。