反抗期は大人が作る①

【反抗期は大人が作る①】


「今うちは反抗期で大変なんですよ」

「最近うちも反抗期を迎えたみたいで…」


なんて会話を巷でよく聞きますが、反抗期は迎えるのではありません。


ただ子供の周りに「反抗したくなる大人」が居るだけです。


当然反抗したいと思う大人が周りに居なければ反抗する必要もなく反抗期は訪れません。


「いやいや、そんなこと言っても何を言っても反抗してくるんだよ!何でも反抗するのにどうすればいいんだよ!」


って聞こえてきそうな気がします💦


気になる人は続きをお読みください😊

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お子さんのいらっしゃる方は《大人》というワードを《親》に置き換えて読んでいただくと分かりやすいかもしれません。


少し心理学を学べば分かることですが


《反抗期を迎える》は大人側から一方的に見た時になされる解釈なので


反抗期を客観的に事実だけ見ると


・潜在的無意識に『大人には敵わない』『自分はまだ幼く未熟だ』と認識があるため従順だった子供が、年齢と共に精神的・肉体的にも成長した事で自己の選択を尊重するようになり『従わない』という選択が出来るようになった。


・それまで従順たった子供が指示・命令やアドバイスに少しずつ従わなくなってきた事に大人が苛立ち、色んな方法で何とか従わせようとした。


・子供は『従わない』という選択をしたのにも関わらず無理矢理、または何度も従わせようとする大人に苛立ち拒絶する。


・指示・命令に従わせてきた大人から見れば、子供がそれを拒否することは反抗的な態度であり、繰り返し拒絶され始めた時に大人は『反抗期だ』と、自分を納得させる事で指示・命令で子供を操作することを諦め始める。

または更に強い指示命令や脅迫を使う理由を見出だそうとする。


こんな感じになります。


これを大人から見ると『最近反抗的になってきた』


子供側からみると『大人は上から目線でムカつく事ばかり言ってくる』


となります。


ちなみに最後の「操作することを諦め始める」は後に大切なワードになります。


長くなったので今日はここまで。


続きはまた後日掲載致します。