子供に掛ける一言の重み

【子供に掛ける一言の重み】


あなたの人生に大きな影響を与えた言葉はありますか?



自分にも自らを勇気づけてくれた大切な言葉がいくつもあります。


誰もが知っているように《言葉には自分や他者の人生を大きく変える力》があります。



当然私たち大人の言葉が未来ある子供たちに与える影響は計り知れません


ただ…


言葉は聞く人の年齢や経験など置かれた状況やタイミングによって意味や価値が変わってきます。


どれだけ良い言葉だと思っても、その言葉にどんな意味付けをしてどんな価値を見出だすかは受け取る子供たちが決めます。


全く同じ人間は居ないのですから、どれだけ相手の立場になって考えた言葉であっても、同じ言葉に同じ価値を見出だす事はありません。


しかし気を付けたいのは


何気ない一言が子供の人生に影を落とすこともあれば未来を切り拓く力を与えることもある


ということです。


だから子供たちに掛ける言葉はどんな時でも悩み考える価値があります。


たった一言にどれだけ時間を掛けようと決して無駄ではないと思うんです。



子供はいつか親元を離れて行きます。


法律的には子育ては16年で終了。

(義務教育は終了し、女性は16歳で結婚も可能になります。男女ともに一社会人として社会に出ることが可能な年齢となります)


子供が夢を叶えるために16歳で親元を離れる事も考えておかなければなりません。


もしかしたら事故である日突然私たち親が居なくなるかもしれません。


『その時に私たち親が居ない所で子供だけで生きていけるように…』


そう考えると子供の一生の中で私たち親が子育てに関われる時間はそれほど長くありません。


子供たちの未来の為に悩むことも、協力出来るチャンスも今しかないんです。


たった一言でも子供の人生に勇気を与えられる言葉を掛けられたとしたらどれだけ悩んだとしてもこれ程嬉しいことはないと思います。


しかしもし何も考えずに言ってしまった何気ない一言が子供の勇気を奪ったとしたら…


子供との会話の一言一言に向き合い、私たち親に与えられた僅かな時間を、悩ませてもらえる時間を、精一杯大切にしていきましょう。