子供が勉強嫌いでお困りの方へ(学びを楽しくする工夫)②

「うちの子は勉強嫌いなくせに、ゲームばかりやりたがって困る」

という親御さんへの第2段です。

さて前回は『何故勉強が嫌いになってしまったのか』を知るためにゲームを嫌いにする方法を書きました。

今回は『勉強のやる気がアップする方法』について書こうと思いますが、前回読んで頂いた方の中で「うちは勉強嫌いだったから子供への接し方を変えた」という方や「既に変えた効果を実感している」という方はいらっしゃいますか?

もしお子さんが勉強嫌いという方の中に、前回の投稿は読んだけど「どう工夫すれば良いのか分からないから何も変えてない」という方がみえましたら、ここより先の文章は読まないで下さい。

これまでの対応を変えなくてはいけないことが分かっても行動が起こせない方は、失礼な言い方になりますが、現在の環境に甘え、自分が変わる事は面倒で「簡単に子供を変える方法だけ知りたい」という安直な発想がある為、もし以下の文章を読んでも、せいぜい数日接し方を変えるだけで元に戻るので読む価値はありません。

「私は面倒だからではなくて時間がない」「忙しいからやりたくても出来ないだけ」など『仕方のない理由がある』と思った方も同様で読む価値は無いので読まないで下さい。

忙しくて時間の無い人はSNSなんか読んでるヒマはありません。なので読まれている方の中に本当に忙しい方は居ません。

はっきり言って携帯を見る時間が『1日5分も』ある人なら、ちょっと調べたり声掛けを変えるなどの工夫なら十分出来ます。

「子供の将来のために現状を変えてあげたい」と思われるなら「自分が変わる努力」をして下さい。

「宿題やったの?」「宿題やりなさい」「なんでやらないの!」「あなたの将来のためなのよ」「子供は勉強が仕事でしょ!」「やらずに困るのはあなたなのよ」

よく聞く子供を勉強嫌いにする為の言っちゃダメワードです…

今まで何を言っても子供の勉強嫌いが変わらなかったという方は、今までの概念を捨てて『自分を』変えましょう!

親御さんが変われば100%お子さんは変わります!
もしお子さんの行動を良くしたいと思うのであれば、言ってやらせるという考えを捨て「自分がどう変われば子供の行動は良くなるのだろう?」「自分が子供の立場ならどう接してもらえたらヤル気になるんだろう?」と考えてみて下さい。

では本題に入ります。

前回は最後に「勉強をゲーム感覚にしてあげれば良いんです。」ということを書いて終わりました。

大人、子供に関わらず人は何か(自発的)行動を起こす時には理由が必要です。それが目的であったり、目標であったり。
これをどう設定してどうやって活かすかを考えます。
具体例を少し書きますが、年齢や勉強嫌いの期間、その度合いなどによっても具体的な方法は変わってくるのであくまで参考として読んで下さい。

①制限時間を設ける

ゲームは目標や達成条件などがあるにもかかわらず、各家庭で「一日何時間まで」と大体決められています。それに対して、勉強はどこの家庭でも「宿題が終わるまで」など時間に制限や設定がありません。
これではゲーム感覚にはなりません。

「あと○○分で終わらせなきゃ!」ってハラハラ感はゲーム刺激と同じで、終わらせた時の達成感も伴います。
例えば子供に「今日の宿題は何分で終われそうなの?」と聞いて達成出来そうな目標タイムを子供に決めてもらい「よ~いドン!」とタイマーをスタートするのも1つの手段です。
(ただし初めから親が時間を決めて「○○分で終わらせなさい!よーいスタート」は義務化なのでダメ❌)

「じゃあ目標タイムで宿題が終わらなかったらどうするの??」と思われた方もいらっしゃると思いますが、終わらなくてもそこで終了、没収でも良いと思います。

例え一問も終わることが出来なくても制限時間を決めたのは自分、やれなくて先生に怒られるのも自分、元々宿題はやらせるものではなく学校というコミュニティの中で生徒に与えられた課題であり自己責任なので、終われなかったなら宿題は次の日の朝起きた時に返してあげても良いと思います。

ただし『分からない問題が含まれるレベル』の場合は「分からない問題は飛ばして他の問題に行って時間が余れば飛ばした問題に挑戦。分からなくて時間内に出来なかった問題だけは親のアドバイスを貰いながらやっても良い」などの条件を加えて下さい。「この問題は出来ない。分からない」という認識のまま放置するのは良くないので、そこだけ工夫して下さい。(ゲームも子供の年齢に合わせず、全然成功できない難易度のものをずっとやらせると、そのゲームが嫌いになります)

初日などはルールを理解してない可能性もあるので「終わってないし、もう3分だけ時間ちょうだい!」って言ってきたらOKにしても、何日かしたら頼まれても返さないのもアリだと思います。(終われなかったら、お願いすれば追加3分貰える権利を1ヶ月に5回とか回数制にするのも良いと思います。子供は「まだ追加タイムの回数に余裕があるから今日は短めに設定してみようかな」など自分で調整してくれるようになります)

勉強でも自分が決めた目標や達成条件がクリア出来ないのはモヤモヤするものです。
ある程度ルールに慣れてきて親も子供の宿題の所要時間が分かってきたら「今日はお母さんが目標タイム決めちゃおうかなぁ~♪」と子供の反応を見ながら少し短めのタイムを言って「えぇ~!ムリムリ!」って返ってきたら「じゃあ○○分!」って子供の反応を見ながら子供が『短いけどそれくらいなら何とか出来そうかなぁ~』って思えるラインを探って決めてあげるのも良いと思います。

また「自分で決めた目標タイムまでは終わっても席を立てない」というルールを追加して、終われそうな時間と目標の設定に駆け引きを加えるのもアリだと思います。
(あくまで一例ですので、いろいろアレンジしてみて下さい。)

まだ1つしか例えを書いていませんが、長文になりすぎたので次回に繰り越しますf(^_^;

1つですが上手くアレンジしてもらえれば少しの期間なら子供のやる気を刺激する事に使えると思います。

次回はもう少し長い期間のやる気を維持する方法なども書きますので、皆さんも色々な方法で子供のやる気を刺激してみて下さい。

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