「子供が勉強嫌いでゲーム好き」とお困りの方に

「うちの子は勉強嫌いなくせに、ゲームばかりやりたがって困る」

という話はこれまで色んな所で散々聞いてきたので、今回はどうすればゲームばかりじゃなくて勉強もしてくれるようになるのかについて書きたいと思います。

「ゲームばかりで困る!」というお母さん。

実は「既に勉強嫌いなお子さん」なら、ゲーム嫌いにさせるのは簡単なんです。

そして「既にゲーム好きなお子さん」は上手く工夫をすればゲームのように『どうしても○○まではやりたい!』って、親に隠れてコッソリ勉強をする、なんて事も可能になりますf(^_^;

自分は、接し方さえ間違わなければゲームをすること自体を悪いことだとは思っていませんが、ゲームを嫌いにさせる方法が分かれば勉強が嫌いな理由も、また好きにさせる方法も分かってくるので、あえて最初に嫌いにする方法を書こうと思います。

では本題に入る前に
「何故ゲームは好きでやりたがるのか?」
「何故勉強は嫌いでやりたがらないのか?」
その理由を考えた事はありますか?

またその理由を答えられますか?


少しだけ考えてみて下さい…

……


直ぐに答えられた方は既にお子さんが勉強嫌いにならないように色々と実践されてる方が多いのではないかと思いますので、興味のある方は以下の文章はあくまで参考としてお読み下さい。

答えが直ぐに出てこなかった方は読み進めてみて下さい。


では、子供がゲームをやりたがる理由の主だったモノを挙げてみます。

先ずは

「義務的にやらされた事が無い」
自分のプレイや自分のキャラが成長していく過程が簡単に体験出来る」

他にも

「やり方に関して指図されず、自分のやりたいように試し、挑戦出来る」
「失敗しても直ぐに再チャレンジが出来て、繰り返し成功するまで自分なりに色々工夫が出来る」
親に制限された時間の中で自分の目標に近付けなくてはいけない」etc…

等が挙げられます。

逆に勉強をやらない、嫌いな理由として

「やらされるモノであること」
「成長を直ぐには実感しにくい環境でやることが多いこと」
「自分で決めた目標や、自分なりのやり方など工夫が無い」
「目的や目標を終わらすまで時間的な制限や制約が無い」
「目的や目標達成までは○○してはいけない等の交換条件に使われる」

などの理由が挙げられます。

『で、そんな理由が分かった所でどうすれば良いの??』

と思われた方はもう一度読み進めるのを少し止めて考えてみて下さい…


…………、


これから書いてあるであろう内容に想像が付きましたか?



では子供をゲーム嫌いにしたかったら親はどうすれば良いかを紹介していきます。

まず新しいゲームソフトを買ったら子供より先にやって、ゲーム内容や難易度、所要時間を割り出しておきます。

そこから今の子供のレベルの所要時間を予想し、毎日ゲームをどこまでやるかを決めます。
「今日は○○レベルまで上げる」「○○をゲットするまで」
等の条件を決めたら、必ず達成するまではゲームをやめないことを約束させます。

子供にここまでの条件のみを与えても、自由にプレイが出来るように放っておいたら大喜びで毎日ゲームをやると思います。

ここからが重要なポイントです。

「レベルの上げ方」も「アイテムをゲットする方法」も「ゲームの進め方」も親が決めて下さい。
『プレイするのは子供だけど、目標もどうやってプレイするのかも決めるのは親』という形にします。

ゲームをやってる最中も横から「もっとこうやった方が良い」「あぁ~そんなことしたらダメ」「もう少し上手く出来ない?」等ちょいちょいアドバイスを送る。
もし子供のヤル気がなくなってきたり、「あぁ~うるさい!放っといて」と反抗して来ても絶対アドバイスはやめない。

ゲーム中に他事をしたら
「ちゃんと集中してゲームしなさい!」とゲーム中に他事をするのを一切禁止する。

(勝手に親の言ったやり方ではない方法で挑戦して失敗したら)「だからそうじゃないって、前も言ったけど、こうすれば良いんだよ」と知っているやり方のみやらせる。

ミスをしたら
「あぁ~またミスしたの~」など、ミスした結果を残念がる。

同じミスをしたら
「いつも同じような所でミスするわね」「あなたは○○が苦手ね」など苦手な所に『いつも出来ない』『あなたは○○ね』という決め付けキーワードを使う。

さらに苦手な所やプレイが分かってきたら
「ここはもっとこうした方が良い」
と苦手な所は繰り返しやらせたり、重点的にアドバイスをする。

友達との約束がある日は
「遊びに行くならちゃんとゲームで○○レベルまで上げてからにしなさいよ」
など、子供の予定があっても毎日条件の達成は義務づける。

子供が『遊びに行ってくるね~』と言った時は毎回「ちゃんとゲーム終わらせた??」と聞く。

自主的にゲームをしない期間があれば「最近ゲームしてる?どのソフトでも良いから1日30分はやりなさいよ」「どのソフトでも教えてあげるからちゃんと毎日やってね」「あなたはゲームが仕事でしょ」など毎日のゲームの義務化を怠らない。


などなど、簡単に思い付く例をいくつか挙げてみましたが、まぁ大体こうすれば今ゲームが好きな子供も数ヵ月も続ければ、親の居る所でゲームするのが嫌いになります。

常に新しいソフトを買えば親が子供より先にプレイして予習し、同様に接してあげれば、1~2年も続けるとまだプレイしたこともないソフトまでやりたくなく無くなり、ゲームすること自体が嫌いになっていきます。

『簡単って言う割には嫌いにさせるのに結構やることあるじゃん』って思われました?

でも流石に後半になれば気付かれましたよね?

読んでいて「あっ、このフレーズは…」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

一般的によく親御さんが使う宿題や勉強に対してのフレーズをゲームに置き変えただけで、既に多くの親御さんが長年実践され続けている事です。
その点で同じことをすれば良いだけなので簡単という言葉を使いました。

置き換えると何故お子さんが勉強嫌いになるのか、分かってきますよね?

これまでのフレーズに思い当たる節がある方は、ちょっと言い方は悪いかもしれませんが「長い期間コツコツと労力を使い、子供が勉強嫌いになるよう頑張ってきた」と言えます。

基本的にゲームはソフトを買えば制作会社の方達が適正だと割り出した難易度や所要時間、課題や報酬、動機付けや達成条件など様々なものが既に設定されていますが、勉強の場合はゲームと違い役割が分かれています。

ゲームでいう最初のステージからラスボスまでの各所の難易度や所要時間が設定されているのが、勉強でいう所の教科書やドリルといったテキスト集です。
ゲーム攻略本はドリルの参考書などになります。
(これは出版社の方々がやってくれてます)

難易度や所要時間を割り出し、目標や達成条件などを設定するのは勉強なら学校の宿題などになります。(これは学校の先生がやってくれてます)

ここまでの大まかな設定は、実はゲームとあまり変わりが無いんです。

ここから先が最も大切なのですが、その一番大切な部分がゲームと大きく違って来ます…


もう一度、勉強や宿題に関してお子さんに対しての普段の声掛けを思い出してみて下さい…


じゃあ勉強をして欲しかったらどうしますか?

………


そうです。

ゲームと同じ条件や理由づけをしてあげれば良いんです!

もし今まで上記に書いたような対応をされていたのなら、これまで子供を勉強嫌いにさせる為に使っていた時間や労力を子供が勉強好きなる為の時間や努力に変えれば良いんです

「ゲームは無条件で子供が好きになるもの」
「勉強は無条件で子供が嫌いになるもの」
と決めつけ諦めていると見えなかったものが、見方を変えれば必ず見えてくるはずです。

ゲームも宿題と同じように「これを達成しなさい」「ここまでやらないとあげません」「難しいステージに行きたいなら簡単なステージをクリアしなくてはいけない」といった条件があるのは一緒なんです。

その条件をどう利用し、理由づけをし、達成感を与えられるかがポイントなんです!

ゲームは『その条件をどう利用し、理由づけをし、達成感をあたえられるか』等を制作会社の方達が大人から子供まで皆が楽しく出来るようにと工夫し、努力して試行錯誤を繰り返したモノだから子供に自由にやらせていれば勝手に好きになっていくのは当たり前です。

じゃあ自分達、親も「どうすれば勉強が好きになってくれるのか?」をゲームの制作者になったつもりで勉強し、子供が『勉強が楽しくなる工夫』を努力して試行錯誤してあげれば良いんです♪

さて、長くなりましたし今回はここまでにさせて頂きます。

ゲーム感覚にしてあげるにはどうすれば良いのか?
皆さんも考えてみて下さい。

実は文中にもいくつかヒントが出てきてますのでご利用下さい。

「これは良い案だと思う!」と思ったものは今日からでも実践してあげてみて下さい。

もしかしたらお子さんの勉強のやる気が直ぐにアップするかもしれませんよ(^^)

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