やる気を出して欲しいなら…

 前回の続きになりますが、結論として習い事や勉強などヤル気を継続してもらいたい事があれば、結果ではなく「普段当たり前にやっている宿題や休まず通っている事」などに価値を実感できるよう関わってあげる事です。

 価値を実感できるような関わり方は気を付けなければならないことも多いですが、以前に書いたようなけつ「感謝」や「感嘆」、「努力や成長を認める」など方法は沢山あると思います。(ご褒美や上から目線の発言はやめましょう。子どもとしてではなく、一人の対等な人として接して下さい)

 そして本人が自発的に起こした小さな努力に気付けるよう、注意してみて下さい。それはヤル気を引き出す最大のチャンスです。

 

「好きこそ物の上手なれ」

 

 自分の指導の根本を成す考えですが、あれこれ言うより『先ずは好きになって夢中になれる環境を作ってあげること』そして『周りの大人が口を出して子供のヤル気を邪魔しないこと』そうすれば自然と向上心が湧いて来てアドバイスしなくても求めてくれるようになり、分からない事を自分で工夫して考えようとし、自発的に努力してくれます。
 こうならない時は自分達(周りの大人)の態度や声かけに間違いがあると思って関わり方を振り返ってみて下さい。
そして気付くことがあれば1つでも変えてみて下さい。

 

 「今更、今までと違う態度や対応は取れない」という方は今の子供を変えることを諦めて下さい。

「子供を変えたいのに自分は変わりたくない」は不可能です。


 例え相手が自分の子供でも自分以外の人を変えることはとても難しい事です。
ただ逆に自分を変えるのはちょっとした勇気や我慢で「その日」「その時」から可能です。
 「今までと違う態度や対応が取れない」というのは単に「ばつが悪い」「恥ずかしい」「子供に『なんで急に変わったんだろう』と思われたくない」という言葉の裏返しです。

 子供の将来の為だと思うと、そのようなプライドを一度捨てる事は、取るに足らないちっぽけな物ではないでしょうか?

 

 「子供がこうなってくれたらイイなぁ~」と思っているだけでは子供は変わってくれません。今まで子供を変えようと子供に対して向いていた意識を自らの行動に向けてみて下さい。
 「どんな態度や対応、声掛けをしたら子供のヤル気に繋がるのか」と考えてみて下さい。そしてどんな小さな事でも良いので、それを行動に移してみて下さい。
 それで何かが変われば「もう少し頑張ってみよう」「もっと良くするには自分の何を変えれば良いんだろう」と思えます。自ら考えてやってみた事に起こる変化は嬉しいものです。そしてコレが大人も子供も同じヤル気の源になります。

 

 なので子供の小さな努力や変化に気付いても「そのくらい当然」という態度はやめて、小さな努力に気付いた事を何となくでも良いので伝えてあげて下さい。子供が自らの起こした小さな変化に効果を実感出来れば小さなヤル気が生まれます。あとは大切にそのヤル気を育ててあげましょう。

 

では今回はこの辺りで失礼致します。
また「ヤル気を邪魔しない」とは?
について書こうと思います。

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